サッカー観戦のトリセツ

【解説】サッカー日本代表のスケジュールは?チケットはどこで買える?




こんにちは、takomari(@takomari_j)です。

サッカー日本代表の試合はよくテレビでやっているけど、どんな大会があるの?この試合の位置づけは何?と疑問に思ったことはありませんか?

日本代表の試合にはワールドカップやアジアカップ、コパアメリカなどの大きな大会だけでなく、親善試合も多く行われています。
サッカーがあまり詳しくない人にとっては、何が何だかよくわからないですよね。

そこで今回は、サッカー日本代表の試合をより楽しむために、下記についてご紹介します。

  • 日本代表の試合の大まかなスケジュールは?
  • 日本代表が行う試合の種類は?どんな大会がある?
  • 日本代表の試合日程を確認するには?
  • 日本代表の試合を生で見るには?チケットの買い方は?

「この試合は何のための試合?」「ワールドカップ予選だから重要な試合?」
といった前提条件がわかるとより試合を楽しむことができます!
しかも、親善試合は日本で行われることが多いので、海外で活躍する選手のプレーが間近で見られるチャンスです。
興味を持ったらぜひスタジアムにも足を運んでみてくださいね。

この記事で情報をつかんで、日本代表の試合を楽しみましょう!
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日本代表が行う試合の種類は?どんな大会がある?

日本代表の大まかなスケジュールはこちらの図の通りです。
ワールドカップ、オリンピックなどの大きな大会の間で、親善試合が行われています。

これから、それぞれの大会、試合についてご紹介します。

ワールドカップ

ワールドカップ(W杯)は代表チームの世界一を決める、サッカー界で最も重要な大会です。
サッカー選手はワールドカップに出ることを夢に、普段のJリーグや海外リーグでの試合を通して日本代表に選ばれることを目標に頑張っているのです。

サッカーに興味がない人も、ワールドカップだけは見るという方も多いですよね。ここ数年は多くの日本人が熱狂するイベントとなっています。

ワールドカップは4年に一度開催されます。(2018年ロシア、2022年カタール…)
日本は1998年フランスワールドカップで初出場し、以降6回連続で出場しています。
今の日本代表は2022年カタールワールドカップを目指し、森保一監督のもと、強化に励んでいます。

ワールドカップ予選

ワールドカップに出られるのは32か国です。
このため、ワールドカップに出るための予選が行われます。
開催国以外は必ず予選を勝ち抜く必要があります。

予選は大陸ごとに行われ、大陸ごとに出場できる国数が割り当てられています。
この予選はワールドカップの大体3年前から始まり、半年前にはすべての出場国が決まります。

日本はアジア地区の予選に出場します。
アジア予選は1次予選→2次予選→最終予選と行われますが、日本は1次予選を免除されているので2次予選から出場しています。

2次予選、最終予選とも、ホーム&アウェー方式で行われます。
公平性を保つため、対戦する国それぞれで試合を行うというものです。

このため、日本でも試合が行われます!
日本代表の真剣勝負を生で見られるチャンスです。
ワールドカップ予選はワールドカップへの切符がかかったハラハラドキドキする試合ばかりです。最終予選では韓国やオーストラリア、サウジアラビアなどのアジアの強豪国と対戦する可能性もあります。
運が良ければ日本代表がワールドカップ出場を決める試合を見ることができるかも
ぜひスタジアムでの観戦も検討してみてくださいね!

ちなみに、2022年カタールワールドカップの2次予選は2019年9月から始まり、日本はキルギス、タジキスタン、ミャンマー、モンゴルと同組です。

オリンピック

オリンピックは世界最大のスポーツイベントですが、サッカーにおいてはワールドカップが最高峰なので、その下に位置するイメージです。

4年に一度、ワールドカップのない偶数年に行われます。(2020年東京、2024年パリ、2028年ロサンゼルス…)

オリンピックのサッカーは、ワールドカップと差別化するため年齢制限が設けられており、23歳以下の選手+最大3名の年齢制限のない選手(オーバーエイジ)しか出場できません

ワールドカップに比べると注目度は劣りますが、23歳以下の選手にとってはその世代の世界一を決める大会で重要なものです。

2020年にはいよいよ日本でオリンピックが開催されます。
例年の大会より、サッカー日本代表にも注目が集まっています。久保建英選手や安部裕葵選手など、すでに海外に活躍の場を移している選手も多く、日本代表の躍進に期待です!

オリンピック予選

オリンピックに出場できるのは16チームです。
ワールドカップと同じく大陸ごとに出場枠数が決められており、大陸ごとに予選が行われます。
アジア地区の場合はオリンピックと同年の1月に行われるU-23選手権が予選を兼ねています。

2020年東京オリンピックにおいては、アジアに割り当てられた出場枠は「4」です。日本は開催国として出場が確定していますので、残りの3枠を2019年1月のU-23選手権タイ大会で争うことになります。

アジアカップ

アジアカップとは、アジアNo.1の国を決める大会です。4年に一度、ワールドカップの翌年に開催されています。(2019年UAE、2023年中国…)

サッカー日本代表は1998年のワールドカップフランス大会に初出場して以降、すべてのワールドカップに出場できるほど力をつけてきました。ワールドカップで上位に進出するのが目標の今、アジアにおいては当然No.1でいることを期待されています。
よって、アジアカップにおいても日本は常に優勝を期待されています。

ですが、実際は2011年大会以降、優勝が遠のいています。
アジアはアジアで、高温多湿な地域で試合をしたり、中東の笛(疑惑の判定)があったり、中国や韓国など政治的な問題がからみピリピリした雰囲気の中で試合をしなければならないなど、アジア独特の戦いづらさがあります。
そんな状況にも注目しながら試合を見るとより楽しめると思います。

コパアメリカ

コパアメリカは南米No.1の国を決める大会です。アジアカップの南米版と思っていただければOKです。
コパアメリカも4年に一度、アジアカップと同年に行われます。

日本はアジアに属しているので、本来ならばコパアメリカには出場できないのですが、コパアメリカは招待国枠が設けられており、日本は2019年のコパアメリカブラジル大会に初めて出場しました。
日本は2020年のオリンピックを見据え、久保建英や安部裕葵など若いメンバーで挑みましたが、残念ながら予選リーグで敗退となりました。

本気の南米の強豪と戦い、世界との差を感じられる良い機会でしたね。
今後日本が招待されるかは未定ですが、また出場できることを期待しています。

E-1サッカー選手権

E-1サッカー選手権は、東アジアのNo.1チームを決める大会です。
この大会に参加しているのは、日本、韓国、中国の3か国と、予選を勝ち抜いた1か国の計4か国です。

2年に1回、12月に開催され、会場は日本、韓国、中国の持ち回りで行われます。2019年大会は韓国で開催されます。

このE-1サッカー選手権、実は試合日が国際Aマッチデーではないので、海外組の選手を呼ぶことが難しく、国内選手でチームを構成しなければならないので、ベストメンバーが組めない状況となっています。(国内組の強化にはつながりますが)

しかも、アジアNo.1を決める大会は別でありますし、東アジアだけでNo.1を決める意味って…と少し疑問に思うことはあります。
まぁ、日韓戦はいつの時代も盛り上がりますし、韓国・中国といった政治的に問題がある国々と戦うので、別の意味でメディアに注目される大会ではあります。

※国際Aマッチデーとは

国際サッカー連盟であらかじめ決められた、年齢制限のない各国代表チームの公式戦や親善試合を開催できる日程のこと。
国際Aマッチデーに行われる試合では、その国のサッカー協会に選手の拘束権があるので、代表メンバーに選ばれたら選手や所属チームは招集を拒否することができません。なので、海外チームに所属している選手も、この試合のために10時間以上もかけてヨーロッパから帰国して試合をしているのです。

逆に言うと、国際Aマッチデーに行われないE-1サッカー選手権の場合は、日本サッカー協会が海外組を呼びたくても所属チームに拒否されてしまうことがほとんどなので、ベストメンバーを組めないのです。(12月はヨーロッパはシーズン真っ最中)

キリンチャレンジカップ(親善試合)

これまで日本代表が出場する大会、その予選についてご紹介しましたが、その試合がない時は何してるの?って感じですよね。

大きな大会、その予選がない期間は、日本代表は強化のために、色々な国と親善試合を行います
親善試合は、スポンサーにちなんで“キリンチャレンジカップ”と名付けられています。

親善試合はだいたい年に6試合ほど行われます。
会場は様々で、日本各地で行われます。
海外で活躍している選手もこの試合のために来日するので、普段Jリーグでは見れない選手のプレーを生で見ることができます!

ただ、なかなか強豪国と対戦できていないのが現実です。
ホームの大歓声がある中、日本よりもランクが低い国と戦っても、日本代表は強くなれません。
日本代表が強くなるためには、南米やヨーロッパの強豪と、日本ではなくアウェーの地で戦うことが必要です。

親善試合の対戦相手を決めるのは日本サッカー協会(JFA)です。今後の日本サッカー協会のマッチメイク力に期待したいところです。
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日本代表の試合を生で見てみたい!

日本代表の試合は日本でも多く行われています。
今の日本代表には海外で活躍している有名選手も多く、サッカーにそこまで詳しくなくても、日本代表の試合は見てみたいという方も多いですよね。

日本代表の試合は普段サッカーを見に行っていない人も多く観戦に訪れているので、Jリーグに比べるとハードルが低く行きやすいので、興味を持った方はぜひ行ってみましょう!

サッカー観戦の魅力って何?という方はこちら⇒⇒⇒【サッカーファン倍増計画】サッカー観戦の魅力を実体験に基づき解説します!

試合日程をチェック

日本代表の試合に行きたいと思ったら、まずは試合日程をチェックしましょう。
日本代表の直近の試合日程は下記の通りです。

日時 対戦相手 会場 内容
2019/09/0519:20 パラグアイ 茨城県立カシマサッカースタジアム キリンチャレンジカップ2019
2019/09/10 ミャンマー ヤンゴン(ミャンマー)/Thuwunna Stadium 2022FIFAワールドカップカタール アジア2次予選
2019/10/10 モンゴル 埼玉スタジアム2002 2022FIFAワールドカップカタール アジア2次予選
2019/10/15 タジキスタン ドゥシャンベ(タジキスタン)/Republican Central Stadium 2022FIFAワールドカップカタール アジア2次予選
2019/11/14 キルギス 未定(アウェイ) 2022FIFAワールドカップカタール アジア2次予選
2019/11/19 未定 パナソニック スタジアム 吹田 キリンチャレンジカップ2019
2019/12/10 中国 未定(韓国) E-1 サッカー選手権 2019
2019/12/14 香港 未定(韓国) E-1 サッカー選手権 2019
2019/12/18 韓国 未定(韓国) E-1 サッカー選手権 2019

今後2019年に国内で行われる試合は、キリンチャレンジカップが2試合、2022年カタールワールドカップアジア2次予選が1試合です。

9月のパラグアイ戦は鹿島アントラーズのホームスタジアムであるカシマスタジアム、11月の親善試合(対戦相手未定)はガンバ大阪のホームスタジアムであるパナソニックスタジアム吹田で行われます。
どちらのスタジアムも、サッカー専用スタジアムなのでとても見やすく、私も大好きなスタジアムです。

アクセスや座席についてはこちらの記事も参考にしてください。

★カシマスタジアム
カシマスタジアムへのアクセス方法(東京方面から)
【初めてでもわかりやすい】カシマスタジアムの座席紹介

★パナソニックスタジアム吹田
【初めてでも迷わない】パナソニックスタジアム吹田へのアクセス方法
【見え方、おすすめポイントを解説!】吹田スタジアムの座席紹介
サッカー観戦で大阪に行こう!おすすめ観光地、グルメをご紹介します!

※座席のカテゴリー分け、金額はJリーグの試合と日本代表の試合とでは異なりますのでご注意ください。

チケットはいつ発売?どこで買える?

チケットは試合日のだいたい2か月前から発売されます。

まず初めに抽選制の先行販売があり、その後先着順の一般発売が行われるのが最近の流れです。

①先行販売(抽選制)
 ↓2~3週間後
②一般発売(先着順)

一般発売は、販売直後はアクセスが集中し、買いづらい状況になりますので、基本的にまずは①の先行販売にチャレンジするのがおすすめです。

①の先行販売は、インターネットのみの受付となります。
また、応募にはイープラスの会員登録(無料)が必要となります。

②の一般発売は、インターネット、ガラケー、電話、店頭販売の4つの購入方法があります。
インターネットの場合は、日本サッカー協会公式チケットサイトのチケットJFA、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスの4サイトで取り扱っています。
いずれも事前の会員登録(無料)が必要なので、事前に忘れずに登録しておきましょう。

店頭販売とは、ファミリーマートやセブンイレブン、ローソンなどにある専用端末でチケットを購入する方法です。
画面の案内に従って試合、席種、枚数を選択し、端末から出てきたバーコードをレジに持っていき、チケットを購入する仕組みです。

私個人的には、確実に早くチケットを取りたいなら店頭販売がおすすめです。
インターネットも店頭販売(コンビニの専用端末)もチケット販売直後はアクセスが集中して繋がりにくい状況になってしまうのですが、どちらかというとコンビニの専用端末の方がつながりやすいです。

私の周りのJリーグサポーターの人達も、完売が予想され、チケット発売と同時に買いたい場合はみんなコンビニに集結しています。
「つながりにくい状況です」という表示が出ても、戻る→再度選択を押しまくっていると、突然急にスイスイつながるようになることが良くあります。
なので、確実に取りたい場合にはコンビニでチャレンジしましょう!

各試合のチケット販売方法、スケジュールについては日本サッカー協会HPを確認してください。
日本サッカー協会HP

チケットの種類は?値段は?

チケットの種類や値段は試合によって異なるので、試合の都度日本サッカー協会のHPを確認してください

なお、日本代表の試合は普段Jリーグで使用されているスタジアムで行われますが、Jリーグ時と日本代表時では、座席のカテゴリー分け、価格が異なるのでご注意ください。

以下の記事は2019年9月5日に行われるカシマスタジアム、11月19日に行われるパナソニックスタジアム吹田の座席紹介記事です。
日本代表の試合では、価格、カテゴリー分けは記事の内容とは異なりますが、席からの見え方などは参考になると思うのでぜひチェックしてみてください。

【初めてでもわかりやすい】カシマスタジアムの座席紹介
【見え方、おすすめポイントを解説!】吹田スタジアムの座席紹介

憧れの日本代表のユニフォームを着ていこう!

せっかく日本代表の応援に行くなら、日本代表グッズを身に着けて行きたいですよね。

一番のおすすめグッズは何と言ってもユニフォーム!
憧れの選手と同じユニフォームを着るとテンションが上がりますし、周りの観客の多くがユニフォームを着ているので一体感が出ます。

日本代表のユニフォームは2,3年に一度デザイン変更がありますが、スタジアムで昔のユニフォームを着ていても全くおかしくないので、欲しいと思った時に欲しいと思った選手のユニフォームを買うのが一番です。

ユニフォームはスタジアムでも買えますが、スタジアムの売店は混んでいますし、欲しい選手・サイズがない可能性があります。事前にゆっくり選びながらネットで買うことをおすすめします!

また、タオルマフラーもおすすめです!
タオルマフラーとは、文字通りマフラーのような少し細長いタオルで、サッカーの応援では定番のアイテムです。略してタオマフと呼ばれています。

タオルマフラーは1,500円~2,000円程の価格なので、初心者にも買いやすいですよね。スタジアムではユニフォームを着ていなくても、タオルマフラーは持っているという方が多い印象です。
普段の生活でも使えるアイテムなので、ぜひ購入を検討してみてください。

日の丸が刺繍されているものや、

漢字のデザインのものもあります。

まとめ

以上、日本代表の試合スケジュール、チケット購入方法、おすすめグッズについてご紹介しました。

日本代表には海外で活躍する有名選手がたくさんいますので、ぜひ気軽にスタジアムに足を運んでみてくださいね
普段サッカーの試合をあまり見ていない人もたくさんスタジアムにいますので、気軽に行って全く問題ないです。

そして日本代表の試合に行って「サッカー観戦って楽しい!」と思ってくれたら、Jリーグのスタジアムにも足を運んでもらえると嬉しいです。今海外で活躍している大迫や長友、香川、中島翔哉選手などは全員Jリーグで活躍して海外に巣立っていきました

Jリーグは毎週のように行われていますし、日本代表よりも身近に感じられると思います。
毎週末にサッカー観戦の楽しみが増えたら毎日がもっと楽しくなりますよね!

それでは、素晴らしいサッカーライフを^^

 
 
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