カシマスタジアム

【初めてでもわかりやすい】カシマスタジアムの座席紹介2023

2018年3月12日

こんにちは、takomari(@takomari_j)です。
今日は鹿島アントラーズのホームスタジアム、県立カシマサッカースタジアムの座席についてご紹介します。

さてみなさん、この座席表を見て、ぱっとどのようなことを思い浮かべますか?

鹿島アントラーズ公式HPより

細かく座席が分かれていて、色々な名前が付けられているので、初めて観戦に行く人には何が何だかわかりにくいかもしれないですね。

アーティストのコンサートはどの座席でも一律料金ですし、ミュージカルはS席、A席、B席くらいですし…選べる幅が広がるのはいいことですが、わかりにくくて犬猿されてしまったら意味がないです。

ということで、今回はカシマスタジアムの座席についてご説明します。

今回のテーマ

・自由席と指定席はどのように分かれている?
・各座席からの見え方は?
・各座席の雰囲気は?激しく応援する席、ゆったり座って見られる席はどこ?


これを読めば各座席がどんな席なのか一目瞭然!各座席の雰囲気や座席からの見え方、おすすめポイントも紹介します。
あなたの気分にぴったり合った席が見つかるはずです。

カシマスタジアムはサッカー専用スタジアムでピッチとの距離が近く、見やすさはJ屈指です!ぜひ、これを読んで、現地に足を運んで生でサッカー観戦してみてください!

※こちらの記事は通常のJリーグの試合でのカテゴリー分類、料金について紹介しています。
ルヴァンカップ、天皇杯、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)では、カテゴリー分類や料金が変わる場合がありますので、ご注意ください。

自由席と指定席の違い

まず、座席は大きく自由席指定席に分かれています

文字通り、自由席は座席指定されていないので、当日早い者勝ちで席を選びます。当たり前ですが、チケットがあるので座れないということはないですが、中には一人で数席も席取りしている人もいますので、試合開始時刻ギリギリに行くと座る席が見つからないなんてこともあります。
また、いい席を確保したいのならば、開門前から並んで数時間待つ必要もあります

一方、指定席はチケットを購入した時点で座席が決まるので、試合開始何時間前に行こうと、試合開始後に行こうと、決められた席がありますのでかなり心に余裕を持つことができます。また、試合中は座って観戦しますので、じっくり試合を見たいという方には指定席をおすすめします。

では、次に各座席について詳しくご説明します。

自由席

まずは自由席の各座席についてご紹介します。

①熱い応援をしたいなら!サポーターズシート

料金:
大人  会員前売:2,600円 会員当日:3,100円 一般当日:3,400円
小中高 会員前売:1,000円 会員当日:1,400円 一般当日:1,400円

まず、最も安いのが図の濃いピンク色のサポーターズシートホーム(通称:サポシ)です。ゴール裏とも呼ばれます。
そして、一番”熱い”席です。

以前はサポーターズシートはすべて自由席でしたが、コロナの影響で指定席の箇所が増えています

2023年シーズンは下記の3つの分類となっています。
かなり細かく分類されており、また、試合によっても自由席か指定席か変わる可能性があるとのことで、かなりわかりづらいです。。

サポーターズシート(自由席)の分類

・南スタンド下層(1階席)…中央エリアのみ自由席、残りは指定席
・南スタンド上層(2階席)…自由席(試合によって指定席になる場合あり)
・北スタンド上層(2階席)…自由席(試合によって指定席になる場合あり)

※ちなみに…
・北スタンド下層(1階席)…手前のエリアのみサポーターズシート指定席。残りはビジター専用シート


※2023年シーズンからスタジアムの階層の表記が下記の通り変更となりました。
1階席→下層エリア
2階席→上層エリア

上記の3種類の座席はすべて自由席ではありますが、チケット購入段階でこの3種類から選んで購入する必要があるのでご注意ください。

南スタンドはメインスタンド(正面)から見て右側で、上層・下層ともに鹿島アントラーズのサポーターが陣取るエリアになります。基本的に下層の方が人気で、下層から埋まっていきます。

北スタンドはメインスタンド(正面)から見て左側です。
北スタンドのサポーターズシートホーム自由席は上層(2階席)部分のみで、下層(1階席)はビジターサポーター席とサポーターズシートホーム指定席となります。

アントラーズ側のサポーター席は、「自由席」という名前ではなく「サポーターズシート」という名前なだけあって、サポーターが集まる席です。イスはありますが、南スタンド下層は特に、基本的に試合中は立って応援します。立って飛び跳ねながらチャント(応援歌)を歌ってアントラーズを応援します。

真ん中の前の方が一番の爆心地で、そこから上に、端に行くほど穏やかになります。
「初めてだからどんな雰囲気なのかまずは見てみたい…」、「子連れだからあまり激しい応援だからちょっと。。でも安い席がいいな」という方は、まずはサポーターズシート下層の端の方や上層(2階席)からデビューしてみるのがおすすめです。

サポーターズシートの席取りは大変?

サポーターズシートの席取りは、コロナ前は結構大変でした。カシマスタジアムは4万人程入るスタジアムなので、普段のJリーグの試合で満席になることはほぼないのですが、サポーターズシートの下層はあっという間に埋まってしまっていました

アントラーズのホームゲームは基本的にキックオフ3時間前に開場するのですが、シーズンチケット(通称シーチケ)を持っている人は優先入場でき、キックオフ3時間15分前に入場できます。この15分の差が大きいのです…対戦相手にもよりますが、一般チケットで3時間前に入場すると、先に入ったシーチケホルダーの人々に1階の良い席はほとんど取られてしまいます。

コロナ以降は観戦予防の観点からサポーターズシートホームも指定席になり、席取りの不安がなくなっていましたが、2023年シーズンからは満員での声出し応援が解禁され、座席も1階の中央エリアは自由席に戻っています。ちなみに、1階席の自由席と指定席の配分は試合ごとに異なっていて、2023年シーズンのホーム開幕戦の川崎フロンターレ戦は1階席もすべて自由席となっているため、席取り競争も戻ってくると思われます。
前の方のいい席で見たいという方は早めにスタジアムに行くことをおすすめします

②ウイイレのように俯瞰できる!ウエストゾーン、イーストゾーン

料金:
・ウエストゾーン
大人  会員前売:2,600円 一般前売:3,100円 一般当日:3,400円
小中高 会員前売:1,400円 一般前売:1,400円 一般当日:1,400円

・イーストゾーン
大人  会員前売:2,600円 一般前売:3,100円 一般当日:3,400円
小中高 会員前売:1,000円 一般前売:1,400円 一般当日:1,400円

ウエストゾーンはメインスタンド側の上層エリア(2階席)、イーストゾーンはバックスタンド側の上層エリアに位置しています。座席数が多い、かつ上層エリアなので、自由席にもかかわらず当日の席取り競争率はかなり低めです。料金は上記のサポーターズシートと同じです。

観客が1万人台の試合だと、下記の写真のようにガラガラです。

★2018年3月10日サンフレッチェ広島戦:バックスタンド2階イーストゾーンの混雑具合。観客数は16,799人

ただし、3万5千人が入った2018年のACL決勝戦は下記のようにイーストゾーンもほぼ満席になります。

★2018年11月3日ACL決勝ペルセポリス戦:観客数は35,022人

2階席なので、一見人気がなさそうに見えるこの席ですが、カシマスタジアムの2階席は傾斜が33度とかなり高くなっているので、見やすさは抜群です。

下記の写真はイーストゾーン7列目からの見え方です。
カシマスタジアムは陸上トラックのないサッカー専用スタジアムなので、上層エリアでもそんなに遠く感じません。
全体を俯瞰して見れるので、オフザボールの動きやオフサイドラインも良く見えます。なんだか、サッカー観戦力が上がる気がする席です。

★2019年8月10日横浜F・マリノス戦:イーストゾーン7列目からの見え方

>>>イーストゾーンでの観戦記はこちら

【観戦記】2019.8.10アントラーズvsF・マリノス【上田綺世プロ初ゴール!】

こんにちは、takomari(@takomari_j)です。 今回は鹿島アントラーズvs横浜F・マリノスの試合を見にカシマスタジアムに行ってきました! この試合、一生記憶に残るであろう、劇的な試合とな ...

続きを見る

ウエストゾーン、イーストゾーンで特におすすめの席は?

イーストゾーン、ウエストゾーンで特におすすめなのが、前から3列目までの座席です!
下の写真を見ていただければわかる通り、イーストゾーン、ウエストゾーンの通路は3列目と4列目の間に位置しています
そのため、1~3列目は目の前を人が通ることがないので、試合に集中して観戦することができます

イーストゾーン、ウエストゾーンの席はお子様連れの方も多く、試合中も席の出入りが多い傾向があります。このため、少し気が散ってしまうことも…
1~3列目であれば、前を人が通ることはないので、じっくり試合観戦することができるのです。

下記の写真は運良くイーストゾーンの1列目を取れた時の見え方です。
前を遮るものがなく、とっても見やすかったです。一番前の座席からの眺めはまさにウイイレです!

★2015年9月26日浦和レッズ戦:イーストゾーン1番前からの見え方

ウエストゾーンとイーストゾーン、どっちがおすすめ?

メインスタンド上層エリアのウエストゾーンですが、中央部分に記者席があるので、ど真ん中には座ることができません。また座席数は記者席がある分、イーストゾーンよりも少ないです。
このため、座席からの見え方や席取り競争率を考えるとバックスタンド2階のイーストゾーンがおすすめです!

なお、日当たりについては基本的にバックスタンド側(イーストゾーン)が日向メインスタンド側(ウエストゾーン)が日陰になります。
このため、真冬はイーストゾーン、真夏はウエストゾーンという選び方もアリです。

日差しは一年中降り注いでいますので、屋外でのサッカー観戦の時には必ず日焼け止めを塗るようにしてくださいね。
この日焼け止めはジェル状で伸びが良く、白浮きしないので男女問わずおすすめです!

指定席

ゆっくり座ってサッカーを見たい、試合開始何時間も前から席取りのために並ぶのは嫌だ、という方には指定席をおすすめします

カシマスタジアムの指定席は値段も様々あるので、ご自身の希望とお財布とで相談しながら決めてください。
基本的に、カテゴリー1から4にかけ、値段も下がり、中心の一番良い席から離れていく、と考えてください。

③TVのような見やすさと臨場感!カテゴリー1

カテゴリー1からの眺め

料金:会員前売:5,500円 一般前売:6,300円 一般当日:6,700円

カテゴリー1は下層エリア(1階)・メインスタンドの中央寄りの席です。
チケットを買う際は、(1)南(アントラーズ寄り)、(2)北(ビジター寄り)の2種類から選べます。
メインスタンドの中央寄りはテレビで見るようなアングルで観戦できます。ホーム最終節など、セレモニーが行われるときはカテゴリー1だとかなり見やすいのでおすすめです。

臨場感抜群で、ボールを蹴る音や選手の声が聞こえることも。ただし、前に行けば行くほどピッチとの目線の高さが低くなるので、ボールや選手間の距離がわかりずらくなります。
臨場感、迫力重視ならカテゴリー1、俯瞰して全体を見たい場合は先ほどご紹介したイーストゾーンやウエストゾーン等の上層エリアの席がおすすめです。
この辺はご自身の好みでお決めください。

>>>カテゴリー1での観戦記はこち

【観戦記】ACL決勝!2018.11.3 鹿島アントラーズvsペルセポリス@カシマスタジアム

こんにちは、takomariです。 ついにやってきたこの舞台、ACL決勝。 アントラーズ悲願のアジアチャンピオンまであと1つです。 決勝の相手は西アジアエリアを勝ち抜いてきたイランのペルセポリス。 決 ...

続きを見る

④バックになるだけでメインより1000円安い!カテゴリー2

2014年11月22日名古屋グランパス戦:カテゴリー2からの眺め

料金:会員前売:4,500円 一般前売:5,300円 一般当日:5,700円

カテゴリー2は下層エリア(1階)・バックスタンドの中央寄りの席です。前述のカテゴリー1のピッチを挟んで向かい側です。
こちらはチケットを買う際は、(1)中央、(2)南、(3)北の3種類から選びます。

おすすめポイントはカテゴリー1と同じ見やすさなのに、値段が1,000円も安いことです!

バックスタンドよりメインスタンドの方が価格が高いのは大体どのスタジアムでも同じかと思いますが、正直私はメインの方が高い理由はそこまでないのではないか、と思います。

確かに、試合前後に選手が整列するのはメイン側ですし、テレビと同じアングルで見れるというメリットがありますが、逆にバックスタンドだとベンチの様子がよく見れるというメリットがあります。

試合中のコーチ陣の動きや、交代を告げられてよっしゃ!っと気合を入れてビブスを脱ぐ選手の姿、逆に交代を告げられて下がった選手がコーチやサブの選手に労われるシーンなど、色々な思いが交錯する場面を見れるのはバックスタンドの席ならではの特典です。このあたりはテレビにはあまり映らないので、現地観戦ならではのメリットです。
それでいて1,000円も安いなんてかなりお得ですよね!

なので私はカシマスタジアムでいい席でゆっくり試合を見たい!という試合は迷わずカテゴリー2を選んでいます。

※ベンチを見るなら双眼鏡を持っていくことをおすすめします!

created by Rinker
¥2,990 (2023/05/30 06:42:07時点 楽天市場調べ-詳細)

⑤ゴール裏の応援も間近で見れる!カテゴリー3

料金:会員前売:4,000円 一般前売:4,800円 一般当日:5,100円

カテゴリー3は下層エリア(1階)・メインスタンドのアントラーズサポーターズシート側のゴールライン寄り(ゴール裏寄り)の席です。ピッチを斜めに見る形となるので、カテゴリー1、2に比べると見やすさは劣ります

こちらの席は2019シーズンまではメインスタンドの両側のゴール裏寄りの席が範囲となっていましたが、2020シーズンからはアントラーズ側のゴール裏寄りの席のみが範囲となりました。(※ビジターゴール裏寄りの席は新設されたカテゴリー5になります)

カテゴリー3の座席はかなり端の方なので、カテゴリー1、2に比べると見やすさは劣ります。ただ、アントラーズゴール裏に近い席なので、サポーターの応援の様子を間近で見ることができます
サポーターの応援はテレビで見るより迫力満点です!サポーターの応援はサッカー観戦の魅力の一つです。ゆっくり座りながらサポーターの熱い応援を感じたい方にはピッタリの席です。

⑥リーズナブルな指定席!カテゴリー4

料金:会員前売:3,800円 一般前売:4,600円 一般当日:4,900円

カテゴリー4は下層エリア(1階)・バックスタンドのアントラーズサポーターズシート側のゴールライン寄り(ゴール裏寄り) の席です。カテゴリー3のピッチを挟んで向かい側の席です。

見え方は⑤のカテゴリー3同様、ピッチを斜めに見る形となるので少し見えづらくはなります。ですが、指定席の中では安く座れるお席なので、ゆっくり座って見たいけどあまりお金はかけたくない…という人にはとてもおすすめです!

⑦2020シーズン新設!カテゴリー5

料金:会員前売:3,800円 一般前売:4,600円 当日:4,900円

カテゴリー5は2020年シーズンから新設されたカテゴリーです。
メインスタンド下層エリア(1階)のビジターサポーターズシート側のゴールライン寄り(ゴール裏寄り)の席です。2019年シーズンまではカテゴリー3の北側というカテゴリ分けでしたが、カテゴリーが明確に分けられました。

こちらの席はビジターサポーターズシート寄りの席ということで、「ビジターチームを応援しているけどゴール裏の激しい応援は嫌、座ってゆっくり観戦したい」という方におすすめの席です。
メインスタンドなので、選手入場時の整列もよく見え、写真をたくさん撮りたいファンの方にもおすすめです。

⑧2020シーズン新設!最も安い指定席、カテゴリー6

料金:会員前売:3,500円 一般前売:4,300円 当日:4,600円

こちらのカテゴリー6も2020年シーズンから新設されたカテゴリーです。
バックスタンド下層エリア(1階)のビジターサポーターズシート側のゴールライン寄り(ゴール裏寄り)の席です。2019年シーズンまではカテゴリー4の北側というカテゴリ分けでしたが、カテゴリが明確に分けられました。

こちらもカテゴリー5と同様、「ビジターチームを応援しているけどゴール裏の激しい応援は嫌、座ってゆっくり観戦したい」という方におすすめの席です。

なお、後の⑩ビジター専用シートの部分でご説明しますが、ビジター専用シートはゴール裏全体がビジターに割り当てられるのではなく、ビジターサポーターの来場者予想によって配分が決められます。
メインスタンドから見て奥側(バックスタンド側)がビジターサポーター席、手前側(メインスタンド側)がホームサポーター席という分け方となります。
このため、指定席かつ、最もビジターサポーターの近くで観戦したいという方は、最もビジターゴール裏に近いバックスタンドのカテゴリー6がおすすめです。

ミックス席について

カシマスタジアムには“ミックス”(ホーム、アウェーを限定しない席)という席種はありません。ミックス席がないということは、逆にどの席もミックス席ということになります。

他のスタジアムでは、ミックス席ではない指定席では、アウェーチームのグッズ着用が禁止されることが多いですが、カシマスタジアムでは実質的にはどの指定席の座席でも、アウェーチームのグッズを着用してよいことになっています。
ただし、アウェーチームを応援する人がホーム寄りの席にいても、お互いが気まずい思いをすることになるので、アウェーチームを応援される方はカテゴリー5とカテゴリー6を購入するのをおすすめします

⑨サポーターズシートホーム(指定席)

料金:会員前売:2,600円 一般前売:3,100円 当日:3,400円

サポーター席のように安い席が良いけど、激しく応援するのはちょっと…という方におすすめの席があります。
それは、サポーターズシートホーム(指定席)です。

サポーターズシートホーム(指定席)は
①メインスタンドから見て右側のアントラーズ側のゴール裏の下層エリア(1階席)の両端部分

と、
②メインスタンドから見て左側のゴール裏の下層エリア(1階席)の手前の部分
になります。

①のアントラーズ側のゴール裏の下層エリアは中央エリアが自由席となっており、それ以外の部分が指定席となります。
ただし、この自由席と指定席の配分は試合によって異なる可能性があり、試合によっては全席自由席になる場合もあるので、事前に確認をお願いします。
アントラーズ側のゴール裏の席取りはかなり激しいのですが、指定席だと席取りする必要がなく、当日もゆっくりスタジアムに行けるのでかなりおすすめです。応援の爆心地である下層エリアの真ん中部分でなくていいという方にはとてもおすすめです。

ちなみに、指定席ではありますがアントラーズのゴール裏ということで、基本的に立って応援する席です。端の方の人は座っている人もいますが、基本的にゴール裏は熱く応援して選手を鼓舞する席なので、「90分間絶対にずっと座っていたい」という人はこの席は選ばない方がお互いのためになります。

②の左側のゴール裏の手前部分については、奥側(バックスタンド側)がビジター専用シート(⑧参照)の席なので、相手チームと“隣り合わせ”の席になります。

こちらはビジター側の席ということで、熱狂的なアントラーズサポーターの人はあまり選ばない席なので競争率は低いです。ですが、指定席の中で最も安い、下層エリア(1階席)であるということでお得な席です。サポーターズシートという名前ですが、こちらの席は基本的に座って観戦する席となりますので、ゆったり試合を見ることができます。

デメリットは相手サポーターの隣の席なので常に相手サポーターの応援が聞こえてくる席となります。このため、熱狂的なアントラーズサポーターの方は避けた方が安心です。

また、この席とビジター専用シートの配分は試合により異なります。
サポーターが大挙して訪れる関東のチーム(浦和レッズやFC東京、横浜Fマリノスなど)の場合は、下層エリアの全面がビジターチームに開放されることが多いですが、あまりビジターサポーターが訪れない試合の場合は下層エリアの一部のみをビジターチームに開放し、残りはサポーターズシートホームになるという扱いです。

下記の写真は2019年4月20日のベガルタ仙台戦にて、サポーターズシート(ホーム)からビジター側を見た写真です。向かって右側がビジターチームであるベガルタ仙台に割り当てられ、残りの左側はアントラーズに割り当てられています。

また一方で、下記の写真は2019年8月10日の横浜F・マリノス戦のビジターゴール裏の様子です。
F・マリノスサポーターの来場者数が多いため、北側のゴール裏全体がF・マリノスに割り当てられました。

このため、試合によっては初めから設定されない場合もありますので、チケットを購入する際にご確認をお願いします。

上記で説明したサポーターズシート(自由席)と名前が同じでややこしいですが、まとめると下記の通りです。
・サポーターズシートホーム(指定席)…
 ビジター側ゴール裏(正面から見て左側)の下層エリアの手前側の一部分
・サポーターズシートホーム(自由席)…
 ホーム側ゴール裏(正面から見て右側)の下層エリアの中央部分・上層エリアすべて&
 ビジター側ゴール裏(正面から見て左側)の上層層エリアすべて

⑩ビジター専用シート

料金:会員前売:2,600円 一般前売:3,100円 当日:3,400円

上記のサポーターズシートホーム(指定席)の隣り合わせの席と言っていた席がこちらのビジター専用シートです。
こちらは基本的にビジターサポーターが陣取るエリアで、立って応援する席です。

コロナ前は全席自由席でしたが、現在は指定席となっています。
ビジターサポーターの来場者予想に合わせ、試合ごとにエリアの広さが変わります。上記で書いた通り、下層エリア全体がビジター専用シートになることもあります。
チケット購入時に座席指定ができるので、その際にエリアの広さも合わせて確認ができます。

非日常体験を!高級シート

最近のJリーグでは高級な座席に注力しているチームが増えてきました。
カシマスタジアムでも高級な座席が充実してきました。

具体的には下記の通りです。
・SUITE BOX
・VIEW BOX
・ゆったりシート
・ソファシート

⑪SUITE BOX

完全なVIPルームで、人数に関わらず一部屋20万円(!!)となっています。
座席と部屋がつながっており、自由に行き来することができます。飲み物は飲み放題で、食事は有料のルームサービスを注文する形となります。食事のサービスは専用のスタッフがしてくれるそうです。

定員は18名なので、最大人数で行けば一人あたり1万千円…いつかは体験してみたいお席ですね。

⑫VIEW BOX

バックスタンド下層エリアの最後尾の真ん中にある座席で、2人用、4人用、5人用の3タイプに分かれています。
プライベートスペースが確保できるとアントラーズのHPには記載されていますが、ちょっとした仕切りがあるだけなので、正直そこまでは…と思います。

⑬ゆったりシートとソファシート

ソファシート

ゆったりシートとソファシートは最近できた席で、私的にとてもおすすめな席です。
ゆったりシートは4人席のみ、ソファシートは2人席と4人席の2タイプがあります。

そのシートもサッカースタジアムとは思えない広くてゆったりしたソファとテーブルがあり、まったりくつろぎながら観戦できます。場所もバックスタンド1階の最後尾ということで、スタジアムを俯瞰できるとてもいい眺めを味わえます。

シートの周りには人工芝が敷かれていて荷物を置くのにも、靴を脱ぐのにも抵抗ありません。
私は以前、おとなしく椅子に座っていられない1歳児を連れてソファシートで観戦したのですが、最後尾なので椅子に立ち上がっても問題なし、抱っこしようと立ち上がっても問題なし、眠そうになったらソファで横になることもできる、食事も大きなテーブルがあるので広げながらゆっくり食べれると、メリットづくめでした!

他の座席と違ってゆったりくつろぎながら試合観戦できる非日常体験ができる座席でありながら値段もそこまで高すぎないので、私的にはとてもおすすめの席です!
ソファシートについては以前観戦した時の体験も踏まえ、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

快適すぎる!カシマスタジアムのソファシート【実体験レビュー】

皆さんは、スタジアムでサッカー観戦する際、どんな席に座りたいですか? ピッチに近い席でテレビでは味わえない臨場感を感じたい方、コロナ前のようにゴール裏で立ってサポーター同士でぎゅうぎゅうになりながら応 ...

続きを見る

まとめ

以上、カシマスタジアムの座席紹介でした。

コロナの影響もあり、自由席と指定席が細かく配分されていたり、座席の種類そのものが多かったりと、慣れていないとなかなかわかりづらい座席区分となっているので、この記事が席選びの助けになればうれしいです。

この記事を読んで、ぜひその時の気分にぴったり合った席で観戦してください。

チケットは当日買うとかなり割高になるので、ぜひお早めに購入してくださいね。
カシマスタジアムは4万人収容なので、全席が完売することはめったにないのですが、下層エリアのホーム寄りの指定席(カテゴリー1~4)は早めに売り切れてしまうことが多いです。
人気カード(浦和レッズ戦や川崎フロンターレ戦、開幕戦、最終節、優勝のかかった試合など)の場合は特に注意してくださいね。

それでは、良いサッカー観戦ライフを^^

⇒⇒⇒カシマスタジアムへのアクセスはこちら
カシマスタジアムへのアクセス方法(東京方面から)

⇒⇒⇒サッカー観戦の持ち物に悩んだらこちら!
【真夏も真冬も】サッカー観戦の持ち物は?必需品、便利グッズをご紹介!

-カシマスタジアム
-