観戦記

【大阪ダービー観戦記】2018.4.21 ガンバ大阪vsセレッソ大阪@パナソニックスタジアム

2018年4月30日

こんにちは、takomariです。

今回は日本で一番盛り上がるダービーと言われる大阪ダービーへ行ってきました!
同じ大阪を本拠地とするガンバ大阪とセレッソ大阪。チームの置かれている現状には差がありますが、ダービーとなるとお互いのプライドを賭けた熱い戦いになること間違いなし。チケットが完売した満員のスタジアムでの激しい戦いの決着はいかに。

それでは、観戦記をお届けします!

試合情報
■J1リーグ 第9節
■日時:2018年4月21日(土)19:00k.o.
■天気:晴
■気温:20.6℃
■入場者数:35,242人
■座席:カテゴリー4(メインスタンド上層)
■スタグル:ビール、ステーキ丼、チキンラーメンから揚げ
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大阪ダービーとは?

同じ市、都道府県であるなど、共通の条件を持つチーム同士が対戦する試合をダービーマッチと言います。
(基本的には地理的な条件が近いクラブ同士の戦いをダービーと言いますが、海外では労働者階級が多いチームのクラブVS富裕層が多いチームの因縁の戦いをダービーと言ったり、"エルクラシコ"として知られるレアルマドリードVSバルセロナのスペインを代表する2チームの対戦をナショナルダービーと言ったりもしています)

日本においては、ホームタウンが多摩川に隣接する川崎フロンターレとFC東京が対戦する多摩川クラシコ、埼玉県をホームタウンとする浦和レッズと大宮アルディージャが対戦する埼玉ダービーなどが有名ですが、最も熱い戦いと言われるのはガンバ大阪とセレッソが対戦する大阪ダービーではないでしょうか。

キタのガンバ大阪とミナミのセレッソ大阪、チーム名に”大阪”が入る両チーム。大阪のプライドを賭けた闘いはいつも熱い試合になります。

両チームの現状はというと、セレッソはリーグ戦で3位と好調ですが、その前の水曜日のACLで負けてしまい、予選リーグ敗退となってしまいました。尹晶煥監督は予選リーグ突破がかかった大一番にスタメンを温存し、この大阪ダービーを優先させる賭けに出ました。

一方ガンバは今シーズンから若手の起用に定評があるクルピ監督が指揮していますが、なんと最下位の18位。昨シーズンから続く不調を抜け出せない状態です。大阪ダービーに勝って反撃の狼煙をあげられるか。

チケットは完売。どんな闘いになるのか日本中が注目しています。

試合前から異様な雰囲気のスタジアム

そしてやって来ました吹田スタジアム、パナソニックがネーミングライツを購入したことで、今年から正式名称は「パナソニックスタジアム吹田」となっています。さすがパナソニック、ということもあり、スタジアムの中には高精細はモニターがずらり。スタグルやイベントを効果的に宣伝しており、現代的なスタジアムという感じがします。

チケットは完売ということもあり、キックオフ1時間前だとコンコースはかなりぎゅうぎゅうでした。スタグルも長蛇の列。本当は色々めぐりたかったのですがあまり時間がなかったので、今回はステーキ丼とビールをサクッといただきました。

ピッチの緑色とビールの黄金色のコントラスト、美しい…

今回の席はメインスタンド上層階のカテゴリー4。セレッソ大阪側の席です。チケット発売日当日に購入したのですが、1階席は取れず。。ですが、吹田スタジアムの2階席は初めてでしたが、ピッチとの距離が近く傾斜もきついためかなり見やすいです。ピッチの全体が見渡せていい感じです。

ピッチとの距離が近すぎて、逆に手前のタッチラインが前の人の頭に被るくらい…

今年初めての大阪ダービーとあって、試合前から両サポーターの激しい応援合戦が繰り広げられていました。
https://twitter.com/DAZN_JPN/status/987606397180264448

そう、ダービーに順位は関係ない!練習で選手が出てきた時から割れんばかりの声援。コンコースで大声で叫ぶ人も多々。外様にはわからない大阪のプライドを賭けた負けられない闘いがそこにはある!

試合へのボルテージを高める演出の数々

さぁいよいよスタメン紹介!

ガンバのナイトゲームのスタメン紹介は、スタジアムの照明が落とされ、サポーターが持っている青いライトで客席が青く彩られ、かっこいいスタメン紹介動画と音楽が流れるおしゃれな演出!(セレッソゴール裏にはピンクのライトをしてる人もいたけど笑)

写真だとうまく写らなかったけど、ガンバサポ側に青いライトが光っています

ガンバ大阪のクルピ監督は以前セレッソの監督をしていたこともあり、クルピ監督の紹介時にはセレッソサポから大きなブーイング!

選手入場時の両サポーターのコレオはこんな感じ。両チームの選手、サポーターの熱い気持ちが伝わってくる異様な雰囲気のスタジアム。テンションが上がります!!


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試合は東口の負傷退場にめげずガンバが1点を死守して勝利!

試合は前半早々、GK東口が味方のDF三浦と激突し、負傷退場。のちに右頬骨骨折、右眼窩底骨折と診断されました。現地で見ていても接触の仕方がやばかった。。
東口に代わり入ったのはJ1初出場の林。さぁどうなる。

前半終了間際にはガンバのファンウィジョがPKを獲得。相手GKが触るがギリギリゴールイン!ガンバが待望の先制点を獲得。

後半に入ると試合はより激しい打ち合いに。セレッソは後半だけで12本のシュートを放ち、後半途中から清武も出場しますが決めきれず。ガンバが貴重な1点を守り切り、見事大阪ダービー勝利!これで最下位脱出です。

試合終了後はガンバの勝利の儀式のクラップ!
https://twitter.com/DAZN_JPN/status/987671583555702784

一方セレッソにはサポーターからブーイング。ACLより大阪ダービーを優先したのにこの負けじゃ、サポーターは怒りますよね…むしろきちんとサポーターがブーイングしてくれて安心。他サポとしては日本サッカーのためにも、ACLを優先してほしかったのが正直なところ。まぁ、この過密日程がいけないんですけどね。

結論、満員の観客の中で見る試合は楽しい!!

試合終了後は観客が一斉に万博記念公園駅に向かうため、かなりの混雑になります。駅に入るのにも、ホームに降りるのにも入場制限がかかります。21時過ぎなのでエキスポシティで時間をつぶせる場所もないため、仕方なく列に並びます。デイゲームなら分散されるんでしょうけどね。

ということで今回の大阪ダービーはホームのガンバが意地をみせてセレッソを撃破する結果となりました。感想は、素晴らしい満員のスタジアムで見る試合はめちゃめちゃ楽しい!大阪ダービーという注目度の高い試合で、中立の立場で見る試合は新鮮で楽しかったです。ガンバはこの波に乗って降格圏脱出なるか、セレッソはこの悔しい1週間を糧にどう修正してくるか。2チームの戦いに今後も注目です!

 
 
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