こんにちは、takomariです。
今回はセレッソ大阪のホームスタジアムである、大阪のヤンマースタジアム長居の座席についてご紹介します。
さて、早速ですが、皆さんはサッカー観戦に行った時にこんな経験をしたことはありませんか?
「立ち上がってガンガン応援したかったのに立ち上がれる雰囲気じゃなかった…」
「ゆっくり試合を見ようと思ったのに、周りの人がみんな立ち上がっていて全然試合を見られなかった…」
サッカーは座席によって観戦スタイルが違うので、自分がどんなスタイルで観戦したいかによって席を選ぶ必要があります。そうしないと、上記のようにせっかくのサッカー観戦が楽しくなくなってしまいます。
そこで今回は、ヤンマースタジアム長居での観戦をお考えの方のために、下記についてご紹介します。
・どんな座席がある?
・それぞれの座席の特徴、見え方、周りの雰囲気は?
ヤンマースタジアム長居でのサッカー観戦を検討中の方、ぜひこの記事を読んで自分にピッタリの席を選んでみてください!
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ヤンマースタジアム長居はどんなスタジアム?
ではまず、ヤンマースタジアム長居の特徴について簡単にご紹介します。
J1セレッソ大阪のホームスタジアム
ヤンマースタジアム長居はJ1に所属するセレッソ大阪のホームスタジアムです。
セレッソ大阪には清武弘嗣選手や柿谷曜一朗選手など、日本代表経験のある選手が所属しています。
また、日本代表で活躍している乾貴士選手や南野拓実選手を輩出した実績のあるクラブでもあります。
また、イケメンが多い、チームカラーがピンクであることから、セレッソには女子サポーターが多いといわれており、彼女たちは“セレ女”と呼ばれています。
アクセス
立地は長居公園という、総面積65.7haの巨大な公園の中にあります。公園内にはこのヤンマースタジアム長居以外に、植物園、プール、現在改修工事中のセレッソの第二ホームスタジアムであるキンチョウスタジアムなどがあります。
地下鉄御堂筋線、JR阪和線の長居駅を降りたらすぐに長居公園があり、公園の中を5分ほど歩くとスタジアムに到着します。
ライブも行われる大規模スタジアム
ヤンマースタジアム長居の収容人数は47,816人で、Jリーグのスタジアムの中では規模が大きい方に入ります。
収容人数が多いため、サッカー以外にも陸上の大会や、アーティストのコンサートで利用されることも多いです。最近では乃木坂46やB’zのライブ、a-nationも行われました。
セレッソの試合においては、座席数が多いので余程のことがない限りチケットが売り切れることはなく、比較的チケットが手に入りやすいスタジアムです。
ただし、イニエスタ、ビジャ選手を擁するヴィッセル神戸や、同じ大阪を拠点とするライバルチームのガンバ大阪との試合は競争率が高くなります。発売後すぐに売り切れることもあるため、事前に発売日をチェックしておきましょう。
2002年日韓ワールドカップの会場
ヤンマースタジアム長居は2002年に開催された日韓ワールドカップの会場に選ばれました。
しかも、日本代表の試合が行われました。
グループリーグ第三戦の日本vsチュニジア戦。2点差以内の負けでもグループリーグ突破という有利な状況で臨んだこの試合。当時セレッソ大阪に所属していた森島寛晃と、中田英寿がゴールを決め見事2-0で勝利!
日本が初めてワールドカップの決勝トーナメント進出を決めた記念すべき試合が行われたスタジアムなのです。
以前の名前は長居陸上競技場
ヤンマースタジアム長居の正式名称は「長居陸上競技場」です。
2014年からネーミングライツが導入され、セレッソ大阪の母体企業であるヤンマーが命名権を獲得。名称が現在の「ヤンマースタジアム長居」となりました。
サッカーファンの間では、「長居スタジアム」や「長居」、「ヤンマー」と呼ばれています。
構造
続いてヤンマースタジアム長居の構造についてご紹介します。
サッカー専用ではない陸上競技場型のスタジアム
ヤンマースタジアム長居はトラックのある陸上競技場です。
ピッチとの距離が遠いので、残念ながら臨場感には少し欠けてしまいます。
屋根は一部のみ
屋根はメインスタンドとバックスタンドの一部のみにあります。
メインスタンドとバックスタンドの前方や、サポーターが集まるゴール裏には屋根がないので雨の日は濡れてしまいます。カッパやポンチョを忘れずに持っていきましょう。
下記の写真はメインスタンドの端(カテゴリー3のミックス)から撮った写真です。メインスタンドとバックスタンドはぐるっと屋根がありますが、強風の時は雨が入ってきてしまう構造です。
日当たりについて
また同じ写真になりますが、上の写真はとある10月の14:00の写真です。
写真の大型ビジョンがある方が北(ホームサポーター席)です。
この時間帯の太陽は西にあるので、メインスタンド側は屋根のおかげで日陰になっています。
一方、バックスタンド側は上の方の座席以外は日向です。
また、下記の写真は同じ日の15:30過ぎの写真です。
バックスタンドには相変わらず強い日差しが降り注いでいます。
季節や時間帯によって差はありますが、基本的にメインスタンドは日陰になりやすく、バックスタンドは日向になりやすいと思ってください。
このため、真夏はメインスタンド、真冬はバックスタンドを選ぶのもおすすめです!
日差しの強い席では忘れずに日焼け止めを塗ってくださいね。
おすすめの日焼け止めはNALCのパーフェクトウォータープルーフ日焼け止めジェル。
こちらの日焼け止めは私も愛用しているのですが、SPF50+、PA++++、ウォータープルーフなので屋外のサッカー観戦でも安心のスペック。
ジェル状なので塗りやすく、白浮きしないので男性でも使いやすいです。
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1階席と2階席に分かれていない
座席は1階席と2階席に分かれておらず、大きなすり鉢のような形状をしています。わりとしっかり傾斜があるので、陸上トラックのあるスタジアムにしては見やすいスタジアムです。
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座席のカテゴリーと料金
いよいよそれぞれの座席についてご紹介します。
2019年シーズンのJ1セレッソ大阪の試合時は、下記の座席表の通り座席と料金がカテゴリー分けされています。
基本的にカテゴリーの番号が小さいほうが良い席で、価格も高くなっています。
見ていただくとわかる通り、セブンイレブンシート以外のすべてのシートに小中料金があるんです!
他のチームだと小中料金があるのは自由席のみ、ということが多いので、これは小中学生のお子様を持つ方にはありがたいですよね。家族でサッカー観戦に行きやすいですね。
上記のカテゴリー図を座席の場所と指定席・自由席の区分で分けると下記の表の通りとなります。
他のスタジアムに比べるとわかりやすいカテゴリー分けですね。
ミックスとは?
座席表にあるミックスとは、ホームチーム・ビジターチームに関係なく、ユニフォームやグッズなどを着用して観戦できる座席です。
逆に、ホームと書かれている座席では、ビジターチームのグッズを身に着けることはできません。
指定席
まずは指定席からご紹介します。
指定席とは?
座席番号が決められているので、早めに行って席を確保する必要はありません。試合開始間際に行っても、試合開始後に行っても問題ないです。
席を確保するために開門の何時間も前から並びたくない方、席を取れるか心配せず安心してスタジアムに行きたい方、スタジアム到着が試合開始時刻ギリギリになりそうな方には指定席をおすすめします。
【ピッチ内】セブンイレブンシート
セブンイレブンシートはピッチのすぐそば、バックスタンド側に設けられた特別席です。
本当にピッチが目の前で、ボールを蹴る音や選手の声もばっちり聞こえる席です。
ただ、臨場感は抜群ですが、選手と同じ目線の高さで試合を見るので、TVで見るような上から俯瞰した構図では見られません。
座席数が限られているので、チケットを買うのはなかなか難しいです。
【メインスタンド側】カテゴリー1
カテゴリー1はメインスタンドの真ん中に位置する、TVと同じアングルで観戦できる席です。
ヤンマースタジアム長居のスタンドは結構高さがあるので、前方の座席でも見やすいです。
見やすさ重視の席なので、応援するよりもじっくり試合を見たいという人におすすめです。
なお、ビジターチームのグッズを身に着けて応援したい方はミックスの方を選ぶようにしてください。(席数が限られていますが…)
【メインスタンド側】カテゴリー2
カテゴリー2はカテゴリー1よりゴール裏寄りにある席です。カテゴリー1よりも少しピッチを斜めに見る形になりますが、カテゴリー1より価格が1,500円も安くなるので、「リーズナブルにメインスタンドでゆっくり指定席で観戦したい」という方にはぴったりな席です。
こちらの席もカテゴリー1と同じく、ホーム側とミックスに分かれているので、ビジターチームのグッズを身に着けて応援したい方はミックスの方を選ぶようにしてください。
【バックスタンド側】カテゴリー4
バックスタンドの指定席はこのカテゴリー4のみです。
カテゴリー1、2の座席の向かい合わせにある座席ですが、バックスタンドなのでカテゴリー1、2よりも料金が600~2,100円やすくなるのでとてもお得な席です。
バックスタンドだと、選手入場、整列の際はその背中を見る形になりますが、試合中は関係ありません。また、バックスタンドからは、ベンチにいる監督の様子やサブ組の選手の様子などテレビに映らない場面がよく見えるので、私は結構好きです。
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自由席
自由席とは?
自由席はカテゴリーのみ決められていて、一人一人の座席番号は決められていない席です。
このため、カテゴリー内で良い席を確保するためには早めに行く必要があります。(開門前から並ぶ人もたくさんいます)
また、試合開始直前に行くと既にたくさんの人が着席していて空いている席を見つけられない、ということもありますので、混みそうな試合の場合は早めにスタジアムに行くことをおすすめします。
【メインスタンド側】カテゴリー3
メインスタンドのカテゴリー1、2とゴール裏の間に位置するのがカテゴリー3です。席数が多いため、比較的チケットを取りやすい席です。
こちらの席もカテゴリー1、2と同様、ホームとミックスに分かれているのでビジターチームのグッズを身に着けて応援したい方はミックスの方を選ぶようにしてください。
下記は2018年のセレッソ大阪vsガンバ大阪での、カテゴリー3ミックスに座った時の様子です。ミックスは9割くらいがガンバ大阪サポーターの方でした。
ミックスエリアのうち、ゴール裏に近い方は立っている方もいましたが、基本的には座って試合を見る席です。
ご自身の観戦スタイルに合わせて座る場所を選んでみてくださいね。
カテゴリー3ミックスの座席の様子や雰囲気は、下記の観戦記もご参考にしてみてください!
⇒【大阪ダービー観戦記】2018.10.6 セレッソ大阪vsガンバ大阪@ヤンマースタジアム
⇒【観戦記】Jリーグ開幕戦!2019.2.22セレッソvsヴィッセル@ヤンマースタジアム長居
【バックスタンド側】カテゴリー5
バックスタンドのうち、指定席であるカテゴリー4以外の座席はすべてカテゴリー5となっています。
座席数が多く、比較的チケットも取れやすいので団体さんや家族連れにおすすめの席です。
価格も3,200円と他の座席に比べると安いので、「安い席が良いけどゴール裏はハードルが高い」という方にもぴったりなお席です。
【ゴール裏】ホームサポーター
セレッソ大阪のサポーターが集まる場所が「ホームサポーター」席です。
「ホームサポーター」席には①セレッソ側のゴール裏一面と、②反対側のゴール裏の一部がありますが、サポーターが集まって立ち上がって応援歌を歌うのは①セレッソ側のゴール裏の方です。②反対側のゴール裏の一部の方は立って応援している方はほとんどいないです。
①セレッソ側のゴール裏ですが、座席数が多いので席が足りないということはあまりなさそうですが、前の方の座席で見たい、応援の中心地の近くで見たいという方は早めに並ぶことをおすすめします。
また、同じ大阪を本拠地とするガンバ大阪との“大阪ダービー”や、イニエスタ、ビジャ、ポドルスキを擁するヴィッセル神戸との試合のチケットはプレミア化し、かなり混雑しますので、遅くてもキックオフ1時間前くらいにはスタジアムに行っておいた方が安心です。
【ゴール裏】ビジターサポーター
ビジターサポーター席はビジター(アウェイ)サポーターが集まって応援する座席です。ビジターサポーターの方で、応援歌を歌いながら立ち上がって応援したいという方はこちらの席にしましょう。
(もちろん座って観戦することも可能ですが、周りの人達はほとんど立ち上がっているので見えづらいと思います)
逆に、「座ってじっくり観戦したい、そしてビジターチームのユニフォーム着たい」という方はカテゴリー3ミックスをおすすめします。この席はビジター席と隣り合わせなので、サポーター席の雰囲気を味わいつつ、じっくり試合を見れるとても良い席です。
ビジターサポーター席の様子や見え方は下記の観戦記も参考にして下さい!
⇒【観戦記】2018.7.25 セレッソ大阪vs鹿島アントラーズ@ヤンマースタジアム長居
まとめ
以上、ヤンマースタジアム長居の特徴、座席の種類、見え方等についてご紹介しました。
各座席の雰囲気、おわかりいただけたでしょうか?
ぜひ、この記事を参考に座席を選んでいただき、スタジアムに足を運んでみてくださいね!
それでは、素晴らしいサッカーライフを^^
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