【2020年】サッカー界のスケジュールは?Jリーグはいつからいつまでやってる?
- 2018.12.22
- 最終更新日 2020.06.29
- サッカー観戦の基本

こんにちは、takomariです。
2019年も大いに盛り上がったサッカー界。
J1リーグでは最終節まで優勝争いがもつれ、最終的に横浜Fマリノスが優勝しました。
天皇杯では、イニエスタやダビドビジャら世界有数のスーパースターを揃えるヴィッセル神戸が初の栄冠を手にしました。
観客動員数は史上最多の1,140万人に達し、多くの人がスタジアムでのサッカー観戦を楽しみました。
そんなサッカー界、2020年シーズンも注目ポイントがたくさんあります。
まずは何と言っても東京オリンピック!
久保建英、堂安律ら、すでに世界の舞台で活躍する選手を要する五輪代表がどんな活躍をしてくれるか期待が高まります。
Jリーグもオフにたくさんの選手の移籍があり、どのチームが優勝するのか予想がつかない展開です。
そこで今回は2020年の日本サッカーを楽しく観戦するために、下記についてご紹介します。
・どんな大会があって、いつからいつまでやっているの?優勝はいつ決まるの?
これを読んで2020年も日本サッカーを応援しましょう!
新型コロナウイルスの影響により、サッカー界のスケジュールも大幅に変更になっています。
最新スケジュールは各大会や各チームの公式ホームページでご確認ください。
日本サッカー界の1年の流れ
2020年シーズンのサッカー界のスケジュールは下記の表の通りです。
これから各大会について詳しくご紹介します。
Jリーグ
年間を通して行われるリーグ戦である、明治安田生命Jリーグ。
J1は18チーム、J2は22チームが属しており、各リーグともホームとアウェイで同じ相手と1回ずつ、計2回対戦します。
12月中旬~2月中旬:シーズンオフ
Jリーグは大体12月中旬~2月中旬までがシーズンオフとなります。(チームによって前後します)
オフに入ると各チーム、移籍の情報が飛び交います。
大体1月中旬には移籍が完了し、1月中旬頃から沖縄や宮崎、海外等でのキャンプが始まります。
1/10(金):開幕戦、第2節の対戦カード発表
まず、年間スケジュールの発表に先立ち、各チームのホーム開幕戦のカードが発表されます。
Jリーグはホーム&アウェーでそれぞれ1回ずつ戦うためこの日に開幕戦と第2節の対戦カードが発表されることになります。
開幕戦の対戦カードが決まると「長いオフが終わってまたシーズンが始まるんだー!」ととてもワクワクした気持ちになりますね。
1/22(水):年間スケジュール発表
1月22日には、第3節以降の対戦スケジュールが発表されます。前半戦は対戦相手、日時、会場が発表されますが、シーズン後半は対戦相手のみで、日時、会場は夏~秋頃に発表されるのが通例です。
年間スケジュールが出たら、どの試合に行きたいか、どのアウェイの遠征に行きたいか等、計画を立てましょう!
私は試合のスケジュールをGoogleカレンダーに登録するこの瞬間が1年の中でとても大好きな時間です!
今年はどのアウェイに遠征しようか、ホーム開幕戦は見に行けるかなど考えているとどんどん夢が膨らみます。
逆に年間スケジュールが決まらないとプライベートの予定が何も決められません。笑
2/8(土):ゼロックススーパーカップ
前年のJリーグ王者と天皇杯王者が対戦する試合で、毎年Jリーグ開幕の1,2週間前に行われます。
2020年は2/8(土)にJリーグ王者の横浜Fマリノスと天皇杯王者のヴィッセル神戸が埼玉スタジアムで対戦します。
ゼロックススーパーカップはシーズン開幕前のお祭りのような試合です。
このため、この試合の勝敗はリーグ戦には何ら影響を与えません。
正直、シーズン開幕前の試合ということで、コンディション、戦術浸透度が微妙な状態での試合が多いです(^^;
ですが、ここ数年はJリーグマスコット総選挙を同時開催するなどイベントの側面が強化されており、注目度が上がっています。
2/21(金)J1開幕 → 12/5(土)最終節
2/21(金)にいよいよJリーグが開幕します。
J1はホーム&アウェーで1回ずつ、各チーム全34試合を戦い、順位を決めます。
年間順位17位、18位の2チームは自動的にJ2降格となります。年間順位16位のチームはJ2のクラブとJ1の座をかけて入れ替え戦を行います。
34試合もあると間延びしそう…と思われるかもしれませんが、J1は同じ相手とはホーム・アウェーで各1回ずつしか対戦しないので、同じ相手と同じ会場で戦うことは1度もありません。
また、Jリーグはリーグ内の各チームの実力が拮抗している世界でも希なリーグです。このため、優勝争いはほとんど毎年最終節までもつれています。2018年シーズンにおいては、J1J2入れ替え戦に進む16位のチームがなかなか決まらず、最終節のロスタイムまで16位のチームが入れ替わる、という史上まれにみる大混戦となりました。
好きなチームを応援することはもちろんですが、リーグ全体の順位の推移にも注意してみると楽しいですよ。
また、2020年には東京オリンピックという大イベントがあります。
オリンピック期間中はJリーグは休止期間になります。
このため、例年以上に過密日程になりそうです。
また、オリンピック会場をホームスタジアムとしているFC東京や鹿島アントラーズはオリンピック直前直後はホームスタジアムを使えないため、アウェーでの連戦が続きます。
この辺りの闘い方が勝負の行方を左右しそうです。この辺りにもぜひ注目してみてください!
かつてない中断期間を経て、J2、J3は6/27に再開、J1は7/4に再開しました。対戦スケジュールは1/22に発表されたものはいったん白紙となり、新たに発表されています。
また、感染拡大を防ぐため、~7/10までは無観客試合(リモートマッチ)とし、7/11~は収容人数を最大5,000人、8/1~は収容人数を最大50%とすることになっています。(6/15のJリーグの発表による)
2/16(日)ルヴァンカップ開幕 → 2020/10/24(金)決勝
ルヴァンカップはリーグ戦と並行して開催される大会で、2/16~5/6までグループリーグを戦い、勝ち抜いたチームが9/2からトーナメントに進みます。
決勝は10/24に行われます。
例年ルヴァンカップはJ1リーグが開幕してから初戦が行われるのですが、2020年はオリンピックで中断期間があるため、Jリーグ開幕より先にルヴァンカップが開幕するという初の事態となっています。
なお、ルヴァンカップは2016年途中まではヤマザキナビスコカップという名称でしたが、ヤマザキナビスコの社名が「ヤマザキビスケット」へ変更になったため、2016年8月31日の試合からはヤマザキビスケットの主力商品である”ルヴァン”を取って、ルヴァンカップという名称になっています。
Jリーグ、天皇杯と並ぶJリーグ3大タイトルの一つで、昨年は川崎フロンターレが優勝しました。
なお余談ですが、試合を見に行くとヤマザキのお菓子がもらえますよ。
5/23(土)天皇杯開幕 → 2021/1/1(金)決勝
天皇杯はJリーグのチームだけでなく、大学や実業団等のアマチュアチームも含め、80チーム以上が参加する戦いです。
トーナメント方式の大会で、5/23から1回戦が始まります。J1のチームは通常2回戦から参戦します。
例年決勝戦は1/1に開催されるため、お正月の風物詩となっています。2019年シーズンの決勝戦(2020年1月1日開催)は東京オリンピックのメイン会場である新国立競技場のこけら落としとして開催されました。
例年リーグ優勝が決まった後に準決勝、決勝が行われるため、モチベーションの管理が難しい面もありますが、天皇杯王者には翌年のアジアチャンピオンズリーグ(以下、ACL)の出場権が与えられます。
また、お正月までサッカーができることはサッカー選手、サポーターにとって大変名誉なことです。
しかし、今年はその日程が物議をかもしました。
というのも、元日の決勝に進んだ鹿島アントラーズは決勝でヴィッセル神戸に敗戦し、準優勝。その結果、優勝チームに与えられるACLの出場権を獲得できず、Jリーグ3位チームとしてACL出場権をかけてプレーオフを戦うことになりました。
そのプレーオフの試合日は1/28。例年であればオフを経て、キャンプをしている時期です。
そのため、アントラーズの選手たちはオフがほとんどない超過密日程となってしまいました。
これに対し、ファン、サポーターだけでなく、アントラーズの社長、選手からもこれはおかしいという声が上がっています。
“元日決勝”という伝統も大切ですが、大事な選手を守るため、天皇杯の日程の改革が求められていることにも注目すると、より深くサッカーを楽しめると思います。
2/10(月)アジアチャンピオンズリーグ開幕 → 11/28(土)決勝
アジアチャンピオンズリーグ(以下ACL)は、アジアのクラブチームNo.1を決める戦いです。
ACL本戦に進むためのプレーオフは1/28、ACL本戦は2/10から行われます。
決勝は11/22,28に行われ、優勝チームには各大陸の王者が集結するクラブワールドカップへの出場権が与えられます。
日本からは、横浜Fマリノスとヴィッセル神戸がACL本戦、鹿島アントラーズとFC東京がプレーオフから参戦します。
2017年は浦和レッズが優勝、2018は鹿島アントラーズがクラブ創設以来の悲願であった初優勝を果たしました。
2年連続で日本のクラブチームが優勝していますので、今シーズンも日本チームの活躍に期待です。
ちなみに、ACLはJリーグの闘いの合間を縫ってアウェーでアジアの各地で試合をしなければならないため、体力的、戦力的にかなり厳しい闘いとなります。
以前ACLに出場した柏レイソルはACLとJリーグの両立がうまくいかず、結果的にJ2へ降格することになってしまいました。
ACLに出場するチームはJリーグとの両立ができるか、両方の順位に注目です。
日本代表
日本代表の2020年のビッグイベントといえば何と言っても東京オリンピック!
23歳以下のU-23日本代表がオリンピックに臨みます。
オーバーエイジには誰が選ばれるか、メンバー選考にも注目です。
そして年齢制限のないA代表は昨年に引き続き2022年カタールワールドカップのアジア2次予選に臨みます。
ワールドカップ出場はもはやマスト。スカッとする勝利で最終予選への切符を手にしてほしいですね。
また、日本代表のスケジュールも大幅に変更になる予定です。
まとめ
以上、2020年シーズンのサッカー界のスケジュールについてご紹介しました。
こうしてみると、大会は多いように見えるのですが、トーナメント戦も多いため、早々に負けてしまうと試合数が少なくなり、早めにシーズン終了となってしまいます。
逆に、ACLに出場する横浜Fマリノス、ヴィッセル神戸、FC東京、鹿島アントラーズの4チームはかなりの過密スケジュールになりそうです。
好きなチームの試合をたくさん見られるのはサポーターにとってはうれしいですが、試合数が増えるとケガのリスクも増えるので、心配なところではありますね。
2020年シーズンも日本サッカーがどんどん強くなるよう、応援していきましょう!
それでは、素晴らしいサッカーライフを^^
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