サッカー観戦の基本

【2023年】サッカー界のスケジュールは?Jリーグはいつからいつまでやってる?

2018年12月22日

こんにちは、takomariです。

2022年のJリーグは引き続きコロナの影響を受け、満員のスタジアムで声を出し飛び跳ねながら応援することは叶いませんでしたが、徐々に声出し応援が解禁され、観客動員数も回復傾向となってきました。
そんな中、横浜F・マリノスが川崎フロンターレの3連覇を阻止し、見事優勝を果たしました。優勝争いも残留争いも最終節までもつれる展開で、手に汗握る展開となり大いに盛り上がりました。
また、カタールワールドカップでは日本代表がドイツ、スペインといった強豪を撃破する戦いを見せ、日本中が熱狂したのは記憶に新しいですね。

そんなサッカー界、2023年シーズンも注目ポイントがたくさんあります

2023年は次の2026年のアメリカ・カナダ・メキシコW杯に向けた4年間が新たにスタートする年となります。
新たな日本代表メンバーに入るため、日々のJリーグでの戦いが大事となります。
カタールW杯では若手が多く活躍しましたが、彼らもJリーグで活躍した後海外に羽ばたいています。そんなニューヒーローが誕生するのを間近で見られるのはJリーグの魅力です。

日本代表も森保監督は続投となりましたが、コーチに名波浩と前田遼一というJリーグのレジェンドが就任し、これからどんなサッカーを作り上げていくか楽しみです。

そこで今回は2023年の日本サッカーを楽しく観戦するために、下記についてご紹介します。

今回のテーマ

・2023年のサッカー界の1年の流れ、スケジュールは?
・どんな大会があって、いつからいつまでやっているの?優勝はいつ決まるの?
・日本代表はW杯の後はどんな大きな大会があるの?

これを読んで2023年も日本サッカーを応援しましょう!

※注意※
新型コロナウイルスの影響により、スケジュールが変更になる場合があります。
最新スケジュールは各大会や各チームの公式ホームページでご確認ください。

日本サッカー界の1年の流れ

2023年シーズンのサッカー界のスケジュールは下記の表の通りです。
これから各大会について詳しくご紹介します。

2023年サッカースケジュール

Jリーグ

年間を通して行われるリーグ戦である、明治安田生命Jリーグ。
J1は18チーム、J2は22チーム、J3は18チームが属しており、各リーグともホームとアウェイで同じ相手と1回ずつ、計2回対戦します。

12月中旬~2月中旬:シーズンオフ

Jリーグは大体12月中旬~2月中旬までがシーズンオフとなります。(チームによって前後します)
オフに入ると各チーム、移籍の情報が飛び交います。
大体1月中旬には移籍が完了し、1月中旬頃から沖縄や宮崎等の温暖な地域でのキャンプが始まります。

コロナ以降はキャンプの見学が制限されているクラブが多かったですが、今年からは見学が再開されたクラブもあります。旅行を兼ねてのキャンプ見学は非日常感がありとても楽しいです。興味がある方は応援しているチームの日程を調べてみてください。

2022年12月23日(金):開幕戦、第2節の対戦カード発表

まず、年間スケジュールの発表に先立ち、各チームのホーム開幕戦のカードが発表されます。
Jリーグはホーム&アウェーでそれぞれ1回ずつ戦うため、この日に開幕戦と第2節の対戦カードが発表されることになります。

カタールW杯が終わったと思ったらあっという間に翌シーズンの開幕戦の話ですね。

1/20(金):年間スケジュール発表

1/20には、第3節以降の対戦スケジュールが発表されます。8月までの試合は対戦相手、日時、会場が発表されますが、9月以降は対戦相手のみで、日時、会場は夏頃に発表されるのが通例です。
年間スケジュールが出たら、どの試合に行きたいか、どのアウェイの遠征に行きたいか等、計画を立てましょう!

私は試合のスケジュールをGoogleカレンダーに登録するこの瞬間が1年の中でとても大好きな時間です。今年はどのアウェイに遠征しようか、ホーム開幕戦は見に行けるかなど考えているとどんどん夢が膨らみます。コロナも落ち着いてきたので、そろそろ遠征も再開したいものですね。
逆に年間スケジュールが決まらないとプライベートの予定が何も決められないので、この日を心待ちにしています。笑

2/11(土):フジフィルムスーパーカップ

前年のJリーグ王者と天皇杯王者が対戦する試合で、毎年Jリーグ開幕の1,2週間前に行われます。
2023年は2/11(土)にJリーグ王者の横浜F・マリノスと天皇杯王者のヴァンフォーレ甲府が国立競技場で対戦します。

2021年までフジゼロックススーパーカップの名前で親しまれてきましたが、富士ゼロックスの親会社である富士フィルムがアメリカのゼロックス社との合弁を解消し、富士ゼロックスが2021年4月1日から「富士フイルムビジネスイノベーション」という社名の変更されたため、大会名称も「フジフィルムスーパーカップ」へと変更されました。

フジフィルムスーパーカップはシーズン開幕前のお祭りのような試合です。
このため、この試合の勝敗はリーグ戦には何ら影響を与えません。
正直、シーズン開幕前の試合ということで、コンディション、戦術浸透度が微妙な状態での試合が多いです。
ですが、ここ数年はJリーグマスコット総選挙を同時開催するなどイベントの側面が強化されており、注目度が上がっています。

2/17(金)J1開幕 → 12/3(日)最終節

2/17(金)にいよいよJリーグが開幕します。

J1はホーム&アウェーで1回ずつ、各チーム全34試合を戦い、順位を決めます。

上位3チームに入ると、後述のアジアチャンピオンズリーグ(以下、ACL)への出場権を獲得できます。(ただし、2024年のACLは出場チーム数が大幅に削減されるため、出場権については未定となっています。)

また、例年は17位、18位の2チームは自動的にJ2降格となっていましたが、2024年シーズンからJ1が20チームに増えるため、2023年シーズンはJ2に降格するのは最下位の1チームのみ、また、J2からは1,2位の2チームと3~6位のチームでのプレーオフを勝ち抜いた1チームの計3チームがJ1に昇格します。

34試合もあると間延びしそう…と思われるかもしれませんが、J1は同じ相手とはホーム・アウェーで各1回ずつしか対戦しないので、同じ相手と同じ会場で戦うことは1度しかありません。そう考えると、どの試合も重要性が高くなります。

また、Jリーグはリーグ内の各チームの実力が拮抗している世界でも希なリーグです。このため、優勝争いはほとんど毎年最終節までもつれています。

2022年シーズンも、シーズン中盤はFマリノスが首位を独走していて、「このまま最終戦まで数試合を残してマリノスが優勝かな…」と思っていたら、リーグ終盤に足踏みし、逆に2連覇中の川崎フロンターレがあれよあれよと連勝し、最終節まで優勝争いがもつれました。最後の最後までハラハラドキドキさせられました。
残留争いも毎年最終節までもつれるので、好きなチームを応援することはもちろんですが、リーグ全体の順位の推移にも注意してみるとよりJリーグを楽しめますよ。

好きなチームを応援することはもちろんですが、リーグ全体の順位の推移にも注目してみると楽しいですよ。

また、Jリーグの戦いは極寒の冬に始まり、猛暑の中も走り続ける、一年を通した長い闘いになります。このため、年間を通して安定した戦いができるかが鍵になります。
この辺りにもぜひ注目してみてください!

見どころ

  • 各クラブの実力が拮抗していて最終節までどこが優勝するかわからないハラハラドキドキを楽しめる!
  • 一年を通して安定した戦いができるかがポイント

ルヴァンカップ

3/8(水)開幕→決勝日程調整中

ルヴァンカップはリーグ戦と並行して開催される大会で、Jリーグ、天皇杯と並ぶJリーグ3大タイトルの一つです。今年から大会形式が大きく変わります
参加するのはJ1の18チームと昨年にJ2降格が決まったジュビロ磐田と清水エスパルスを加えた計20チーム。
3/8から5グループに分かれてホーム&アウェーの総当たり戦でのグループステージを行い、
勝ち抜いた8チームでのトーナメント戦を9/6から行います。
決勝は例年10月に行われていますが、1/20時点では未定となっています。

Jリーグが開幕したらすぐにルヴァンカップが開幕します。まだチームの戦術や戦い方が固まっていないシーズン序盤に試合が多くなるため、なかなか戦い方が難しい大会です。

また、例年はリーグ戦と並行してルヴァンカップを戦うため(ACL出場チームはACLも並行)、普段サブの選手や若手が積極的に使われ、貴重な成長の機会となっています。ルヴァンを勝ち抜くには選手層の厚さがカギとなります。
Jリーグのサポーターにとっては、普段なかなか試合に出られないサブの選手が見れる機会とあり、注目ポイントとなっています。

なお、ルヴァンカップは2016年途中まではヤマザキナビスコカップという名称でしたが、ヤマザキナビスコの社名が「ヤマザキビスケット」へ変更になったため、2016年8月31日の試合からはヤマザキビスケットの主力商品である”ルヴァン”を取って、ルヴァンカップという名称になっています。

見どころ

  • 選手層の厚さがカギ
  • 普段なかなか試合に出られないサブの選手や若手が見られる

天皇杯

5/20(土)開幕 → 12/9(土)決勝

天皇杯はJリーグのチームだけでなく、大学や実業団等のアマチュアチームも含め、80チーム以上が参加する大会です。
トーナメント方式の大会で、5/20から1回戦が始まります。J1、J2のチームは2回戦から参戦します。

例年決勝戦は1/1に開催されるため、お正月の風物詩となっています。
ただ、昨年は11月にカタールワールドカップが開催される関係で決勝戦が10/16と大幅に前倒しされました。今年もアジアカップが2024年1月12日から開催されるため、決勝戦は年内の開催となります。

なお、天皇杯王者には翌年のアジアチャンピオンズリーグ(以下、ACL)の出場権が与えられます。(ルヴァンカップ王者にはその権利はありません)※ただし2024-25シーズンのACLの詳細が未確定のため、出場権についても未定(2023年1月20日現在)

2022シーズンはJ2のヴァンフォーレ甲府がJ1のクラブを破って優勝というジャイアントキリングを起こしました。天皇杯ではジャイキリがよく起こるので、そのあたりに注目してみるとおもしろいです。

見どころ

  • ジャイアントキリングに注目
  • (通常は)元日に決勝戦が行われるお正月の風物詩

アジアチャンピオンズリーグ

2022-23シーズン:4/29(土)・5/6(土)決勝
2023-24シーズン:9/18(月)開幕 → 2024/5/11(土)・5/18(土)決勝

アジアチャンピオンズリーグ(以下ACL)は、アジアのクラブチームNo.1を決める戦いです。
選ばれしチームのみが、日本を飛び出しアジアの強豪チームと戦える大会とあって、Jリーグの各チームが出場を目指す大会です。

通常、4月ごろに開幕し、決勝は秋に開催されていましたが、2022年シーズンはコロナやカタールワールドカップの影響で遅れ、決勝戦は2023年4月29日と5月6日に行われます。日本の浦和レッズが西地区王者と対戦します。

また、2023年シーズンからはヨーロッパと同じく、秋に開幕し春に終了する秋春制に移行し、2023年9月18日からグループリーグ、2024年2月12日から決勝トーナメントが行われ、決勝は2024年5月に行われます。

日本からは、J1王者の横浜Fマリノス、2位の川崎フロンターレ、天皇杯王者のヴァンフォーレ甲府が本戦に出場します。J1 3位のサンフレッチェ広島はプレーオフから参戦し、本戦出場を目指します。

ACLはJリーグの闘いの合間を縫ってアウェーでアジアの各地で試合をしなければならないため、体力的、戦力的にかなり厳しい闘いとなります。
以前ACLに出場した柏レイソルはACLとJリーグの両立がうまくいかず、結果的にJ2へ降格することになってしまいました。今年はJ2のヴァンフォーレ甲府が出場するということで、選手のやりくりやJリーグとの両立が心配されています。
また、今シーズンからは秋春制に移行することで、グループリーグがJリーグ終盤の9~12月に行われるため、なおさら両立が難しくなります。

ACLに出場するチームはJリーグとの両立ができるか、両方の順位に注目です。

見どころ

  • 選ばれしクラブだけがアジアの強豪チームと戦える貴重な機会
  • Jリーグとの両立が過酷

日本代表

記憶に新しいカタールワールドカップでの日本代表の大躍進。
今シーズンは4年後のアメリカ・カナダ・メキシコワールドカップに向けて、新たにチームを作り始める1年となります。
森保監督は続投ですが、コーチにはJリーグで活躍した名波浩と前田遼一が就任し、どんなチームを作り始めるのか楽しみです。

今年の前半はキリンチャレンジカップ(親善試合)が数試合行われ、11月には早速2026年W杯のアジア二次予選が始まります。


また、アジアNo.1を決めるアジアカップ2023は開催地が何度も変わり、結局カタールで開催されることになりました。本来は2023年中に行われる予定でしたが、2024年1月12日(金)から2月10日(土)に開催されることが確定しました。日本はグループDに入り、インドネシア、イラク、ベトナムの3ヶ国と対戦します。

アジアカップは2022年ワールドカップの後に行われる初めての大きな大会です。ここ数年はアジアで結果を残せていないので、優勝できるか森保ジャパンに注目です。

日本代表の一つ下の世代(23歳以下)2024年にパリオリンピックがあります。その予選を兼ねたU-23アジアカップは2024年4月に開催予定です。2023年はそれに向けた準備や代表争いに注目です。

見どころ

  • 2026年W杯に向けた新たな4年間がスタートする年
  • 秋には早くもW杯に向けたアジア予選がスタート

まとめ

以上、2023年シーズンのサッカー界のスケジュールについてご紹介しました。

こうしてみると、大会は多いように見えるのですが、トーナメント戦も多いため、早々に負けてしまうと試合数が少なくなり、早めにシーズン終了となってしまいます。

逆に、ACLに出場する横浜Fマリノス、川崎フロンターレ、ヴァンフォーレ甲府はかなりの過密スケジュールになりそうです。
好きなチームの試合をたくさん見られるのはサポーターにとってはうれしいですが、試合数が増えるとケガのリスクも増えるので、心配なところではありますね。

今シーズンは次のW杯に向けた新たな4年間のスタートの年ということで、Jリーグ、ルヴァンカップ、ACLの大会様式が変更となり、色々と変化の多い1年となりそうです。

2023年シーズンも日本サッカーがどんどん強くなるよう、応援していきましょう!
それでは、素晴らしいサッカーライフを^^

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